[1940. 7.15-25.]
夏期合宿。府下竹野郡浜詰村坂本屋旅館。費用20円(宿泊料、汽車賃を含む)
合宿のしおり
[1940.10.10]
紀元二千六百年記念音楽会。朝日会館。
1部:
「君が代」
「戦没将士の英霊に捧ぐ」(ベートーベン英雄より)
1.男声合唱(グリークラブ)
2.マンドリン・オーケストラ(SMD)[独唱:山川満喜、山下豊子]
「序曲」モーツアルト
「オ・ソレ・ミオ」(ナポリ民謡)
「セレナーデ」ドリゴ
「ホームスヰートホーム」ビショップ
「遥かなるサンタルチア」マリオ
「勝利の父」ルイ・ガンヌ
2部:
1.男声合唱(プリムローズクラブ)
2.ピアノ独奏(棚橋美代子)
3. シムフォニーオーケストラ(シムフォニーオーケストラ)
紀元二千六百年頌歌(会衆一同)
プログラム
紀元二千六百年記念音楽会 |
[1940.11.20]
第36回私演会 創立30周年記念。エスティユディアンティーナの夕べ。日出会館。
大石年次指揮
1部:
「イタリアの復活」アネルリ・トリゴーロ
「ギリシヤの踊」ドウニス(西田直道)
「村里」ガルガーノ
「エスト・メモ」マチョッキ
「ペルトの美しき娘行進曲」ビゼー(西田)
2部:
「交響的前奏曲」ボッタキアーリ
「エリゼの為に」ベートヴェン(西田)
「メヌエット」ハイドン(西田)
「ムーア人のグラナダ」ガルシヤ
「SMD行進曲」菅原明朗
プログラム(私演36)
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第36回私演会
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第36回私演会
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[1940.11.28]
創立65周年記念音楽会。栄光館。
SMD:
「ムーア人のグラナダ」ガルシヤ
「村里」ガルガーノ
プログラムの日付は、紀元2600年11月28日。
プログラム
[中安豊子氏提供] |
[1941. 6.21]
第37回春季私演会 エスティュディアンティーナの夕。華頂会館。
斉藤正彦指揮
1部:
「第一前奏曲」大沼哲
「春のノスタルジア」武井守成
「軒訪ずる秋雨」武井守成
「豊年」武井守成
「幻想曲黎明」ファンタウッツイ
「いとすぎの森にて」サルトリー
「村の組曲」G.ワルテル
2部:
「序曲ミルタリア」マチョッキ
「私のアルハンブラ」ガルシヤ
「イタリア」クーン
「ソレントの女」ファンタウッツイ
「草原にて」ジュリアン
「S.M.D行進曲」菅原明朗
第37回私演会 [提供:南石きぬ氏] |
第37回私演会
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クラブ名称は「同志社大学音楽班マンドリンクラブ」。プログラム掲載の広告『時局下に相応しい生活必需品調達機関として常に大丸は真摯なるサーヴィスと最前の努力に邁進して居ります』。高島屋は『兵隊さんへ感謝の慰問品を 慰問袋セット1円・1円半・2円・3円』
プログラム(私演37)
[1941.11.15]
第38回私演会 エスティユディアンティーナの夕べ。栄光館。
斉藤正彦指揮
「君ケ代」「海行かば」演奏
1部:
「序曲悪魔の饗宴」マチョッキ
「アンネンポルカ」J.シュトラウス(菅原明朗)
「花のかおり」シルヴェストリ
「ミレナ」マチョッキ
2部:
リュート独奏:[富田勇吉、川端好夫(ピアノ伴奏)]
「セレナータロマンティカ」R.カラーチェ
「ジョセフィン」R.カラーチェ
ピアノ独奏:[宇野康子]
「ポロネーズ」ショパン
3部:
「オラッチイ兄弟とクリアッチイ兄弟」チマローザ
「主題と変奏」ミラネージ
「英雄行進曲」ムニエル
プログラム(私演38)
第38回私演会 |
[1941.12. 8]
日本は太平洋戦争に突入したが、学生の文化活動も様々な面で圧迫される。
クラブ名称も「同志社大学学生報国団音楽班マンドリンクラブ」となる。英米曲の演奏は、禁止され(もっとも、SMDのプログラムはイタリア・フランス曲がほとんどと小数のドイツ曲)、演奏会のオープニング曲は「君が代」と「海行かば」となった。
プログラム(定演97)