1955(昭和30)
[1955. 3.19]
 第49回私演会  同志社・慶応合同マンドリン演奏会 ヤサカ会館。
交歓演奏:
 野口佳亮(SMD)指揮:「慶応義塾若き血」
 上野隆司氏(KMC)指揮:「同志社カレッジソング」
1部:SMDステージ:大八木俊宏指揮
  「組曲草原にて」ジュリアン
  「歌劇ペルトの美しい娘行進曲」ビゼー(西田直道)
  「朝鮮の印象」武井守成
  「ムーア人のグラナダ」ガルシア
  「ギリシヤ風主題に拠れる序楽」ラウダス
2部:慶応ステージ:服部正氏指揮
  「レナータ」ラヴィトラーノ
  「セレナータ・ガランテ」マネンテ
  「組曲スペインの印象よりボレロ」ブーシュロン
  「ペルシヤの市場にて」ケテルビー(服部正)
  「ハンガリアンダンス」ドルドラ
  「歌劇セヴィリアの理髪師序曲」ロッシーニ(マチョッキ)
3部:合同ステージ
 大八木俊宏指揮:
  「バグダッドの大守」ボワイエルデュー(マチョッキ)
  「古戦場の秋」小池正夫
 服部正氏指揮:
  「ソレンティン」ファンタッツイ
  「マンドリンの群」ブラッコ
 18年ぶりに慶応マンドリンクラブを招き、戦後第1回の合同演奏会とした。
 プログラム(私演49)・「SMD機関誌」2[1955]

第49回私演会

[1955. 3.20]
 同志社・慶応・関西学院マンドリン交歓演奏会。於大阪大手前会館。北摂クラブ主催。
1部:関西学院:赤尾靜造氏指揮
 「ミレーナ」マチョッキ
 「古戦場の秋」小池正夫
 「カステリヤの娘」マチョッキ
 「歌劇椿姫」ヴェルディ
2部:SMD:大八木俊宏指揮
 「ペルトの美しき娘行進曲」ビゼー(西田直道)
 「組曲草原にて」ジュリアン
 「朝鮮の印象」武井守成
 「ギリシヤ風主題によれる序楽」ラウダス
3部:慶応義塾:服部正氏指揮
 「スペインの印象」ブーシュロン
 「ペルシヤの市場にて」ケテルビー
 「ハンガリヤダンス」ドルドラ
 「セヴィリアの理髪師序曲」ロッシーニ
4部:合同演奏:服部正氏指揮
 「バグダッドの大守」ボワイエルディユー(マチョッキ)
 「ソルレンチン」ファンタウッツィ
 「マンドリニストの集い」ブラッコ
 プログラム

[1955. 3.24- 4. 3]
 春期演奏旅行。
3月23日:京都出発、夜中に三原着。
24日:三原演奏会。広島大学三原分室。メンバーが全員揃わぬままに演奏。
25日:帝人三原工場慰問演奏会。民秋重太郎部長とOBの船曳洋が旅行に参加。
26日:尾道演奏会。尾道西校。
28日:小倉演奏会。小倉西校。メンバー揃う。九州民謡をプログラムに加える。混雑の夜行で南下。
29日:青島見物。宮崎演奏会。宮崎公会堂。
30日:鹿児島演奏会。山形屋ホール。聴衆は少ない上、演奏も不調だったが、東郷青児作の緞帳が印象に残る。
31日:熊本演奏会。鶴屋ホール。聴衆も多く、演奏良好。
4月1日:午前中、熊本城と水前寺公園見学。午後、国立療養所と結核療養所を慰問演奏。
2日:飯塚演奏会。飯塚学園講堂。炭坑町でボタ山を所々にみる。
3日:直方療養所慰問演奏会。療養所は小高い丘にあり、風吹く庭での青空演奏会。洗濯ハサミで譜面を止めて演奏。夜は宿舎近くの講堂で演奏会。マンドリン演奏には少し大きすぎる体育館様の会場であったが、多数の聴衆を前に演奏旅行最後の土地と全員張り切って演奏。
 会計報告によると、収入81,600円。支出79,040円。差引残高2,560円。
 「SMD機関誌」2[1955]

[1955. 4.14]
 新入生歓迎大会。経済学部、商学部。明徳館21教室。
 「Musastudie」3[1956]

[1955. 4.16]
 新入生歓迎大会。明徳館21教室。
 「Musastudie」3[1956]

[1955. 4.24]
 新入生歓迎大音楽会。栄光館。
 「Musastudie」3[1956]

[1955. 4.28]
 メーデー前夜祭出演。明徳館21教室。
 「Musastudie」3[1956]

[1955. 5]
 同志社女子高校。アッセンブリ・アワー出演。
 「Musastudie」3[1956]

[1955. 9. 3-12]
 第50回記念定期演奏会に備えて、高砂市臨海学舎で合宿。
10日:西脇演奏会。西脇中学校。
11日:高砂演奏会。高砂高校。
12日:柏原演奏会。柏原第二講堂。
 合宿費用2000円と、米代350円。集合場所は、京都駅内待合所。OBにも指導参加を呼びかける。
 「同志社タイムス」64[1955.7.28]・「SMD機関誌」2[1955]

[1955.10.16]
 第50回私演会  同志社大学創立80周年記念。栄光館。
1部:永田佐吉指揮
 「悪魔と天使」ベール
 「間奏曲」ファルボ
 「侯爵夫人の邸にて」メッツァカーポ
 「イタリアの復活」トリゴロ
2部:
 特別出演。谷口吉弘フラメンコギター独奏。黒田ナミエ独唱。
3部:野口佳亮指揮
 「嘆きの天使」マチョッキ[故草野皎平氏の霊に捧ぐ]
 「旅愁の主題によれる変奏曲」(服部正)
 黒田ナミエ独唱:
  「スペインのセレナーデ」
  「歌劇カルメンよりハバネラ」ビゼー
 「ボレロ」リッター
 「オラッツイ兄弟とクリアッチ兄弟序曲」チマローザ(ポーリ)
4部:野口指揮
 「村祭」カンナ
 「アンネン・ポルカ」J.シュトラウス
 「初秋の唄」武井守成
 「麦祭」マチョッキ[同志社グリークラブ合唱]
 プログラム(私演50)

第50回私演会
同 ポスター
同 パンフレット

[1955.11.27-28]
 同志社創立80周年記念EVE音楽会。栄光館。
 「Musastudie」3[1956]