[1966. 3.12-22]
春期演奏旅行。
3月12日:上野駅発夜行で秋田に向かう。自由時間の少ない演奏旅行では、窮屈ではあるが列車の中での時間ほど楽しい時間はなかった。大所帯のクラブで日頃、お互いに満足に話し合うことのない連中が長時間向かい合って色々なことを話し合う機会を持てた。また、車中流行ったカードは、ページ・ワンやポーカーが多かった。
13日:秋田演奏会。於県民会館。14日、夕刻まで自由行動。夜北海道へ向かう。深夜、青函連絡船に乗船、船底2等室を借り切る。低音パートが、合宿中にでき
なかったコンパを始める。
15日:小樽上陸。残雪50Cm。それまでの気候温暖な合宿地由比が浜との違いに一行びっくり。
16日:小樽演奏会。
17日:札幌演奏会。吹雪の中の演奏会。終了後、カレッジソングを歌いながら宿舎への帰路をたどる。
北大クラーク博士胸像前で |
札幌時計台で |
山形演奏会プログラム
1部:竹内鉄平指揮
「妖精の歌」カンブリア
「スカンヂナヴィア組曲」エルドレン
「スペイン序曲」ベーレント
2部:
マンドリンソロ[西田和彦]
ギター二重奏[岩手仁孝・竹園省也]
フラメンコ・ギター[広重征男・小林祐三・安斉孝雄]
3部:田中昭彦指揮 世界音楽の旅
「カタリカタリ」「エスパニアカーニ」「雪の降る町を」
「碧空」「ぐみの木」「愛の讃歌」
4部:田中指揮
「ロマンツァとボレロ」ラヴィトラーノ
「交響的前奏曲」ボッタキアーリ
「我がなつかしの山々」デ・ジョヴァンニ
プログラム(定演68)・「マンドリル」6[1966]
[1966. 4.18]
体育会主催コンサート出演。京都会館第1ホール。
プログラム(定演68)
[1966. 4.23]
第53回ABC家庭クラブ公開録音 京都産業会館シルクホール
SMD:
「ロマンツァとボレロ」ラヴィトラーノ
「交響的前奏曲」ボッタキアーリ
「チャルダス」モンティ
プログラム
[1966. 4.29]
部内発表会。大学会館ホール。
プログラム(定演68)
[1966. 5. 6]
県連主催ミュージック・フェスティバル出演。京都会館第1ホール。
プログラム(定演68)
[1966. 5.14]
京都学生マンドリン連盟第3回合同演奏会。京都会館第1ホール。
1部:
京都家政短期大学マンドリンクラブ
京都学芸大学マンドリンクラブ
SMD:田中昭彦指揮
「交響的前奏曲」ボッタキアーリ
「ロマンツァとボレロ」ラヴィトラーノ
2部:
京都薬科大学マンドリンクラブ
京都大学マンドリンクラブ
立命館大学マンドリンクラブ
3部:合同ステージ 田井正彦氏(立命館)指揮
「町の祭典」フィリッパ(中野二郎)を初演
プログラム
[1966. 5.21]
文連祭音楽祭参加。同志社大学会館ホール。
SMD:
「エスパニアカーニ」「ラ・スパニヨラ」「マラゲーニア」
「アンダルシア」「グラナダ」
プログラム(文連祭)
[1966. 6]
資料部を中心に、マンドリン音楽を追求する機関誌「S.M.D.」を発刊。
[1966. 6.11]
土曜コンサート。円山公園音楽堂。
SMD:竹内鉄平指揮
「古戦場の秋」小池正夫
「浜辺の唄」成田為三(中野二郎)
「旅愁の主題によれる変奏曲」(服部正)
プログラム
[1966. 6.16]
数十年ぶりに、OB堀清隆が寺町丸太町上ル「清浄華院」における練習をのぞく。堀曰く「3時間もぶっとおしで練習するのかね? 若い者は元気やな!」
「SMD」1(2)[1966]
[1966. 6.18]
第68回定期演奏会
大阪毎日ホール。
1部:竹内鉄平指揮
「マ・ノルマンディの主題による変奏曲」沢口忠左衛門
「楽詩北夷」鈴木静一
「象徴日本よりさくら」中野二郎
「すべては去れりに依れる七つの変奏曲」堀清隆
2部:田中昭彦指揮
「協奏曲第2番ハ長調」バストン(ヴェルキ)[マンドリン独奏:吉村良之]
「マドリガル」ジュディチ[マンドセロ独奏:荒谷文一]
「協奏曲ト長調」ヴィヴァルディ[ギター:岩手仁孝・上条浩堂]
3部:田中指揮
「マドリッドへの帰還」ボッケリーニ(中野二郎)
「靜けき夜」シルベストリ
「第1タランテラ」ラ・スカラ
「華燭の祭典」マネンテ(中野)
初めて、中野二郎氏選曲のステージを3部に設ける。
第68回定期演奏会 |
同日、SMD会定時総会開催。記念写真によると出席は、長谷川常次郎教授(顧問)・中野二郎氏・山崎喜三郎会長以下約30名。
プログラム(定演68)・「SMD会」5[1966]
[1966. 7.17]
会長宅でSMD会常任理事会。
出席は、山崎喜三郎会長、岩佐和寿、桑島正之、高城逸朗、松田実、中田哲夫。
この時「SMD会について」と題して、菅原明朗名誉会員を囲んで座談会を催した。
「SMD会」5[1966]
座談会「SMD会について」 山崎邸
後列左から:高城逸朗、桑島正之、中田哲夫、米華克介、松田実
前列左から:川口優和、北田迪子、菅原明朗、山崎喜三郎、岩佐和寿
[1966. 7.20-29]
夏期合宿。長野県白樺湖畔グランドロッジ「仙境寮」。
なお、1966年度のクラブ名簿を見ると、総勢221名で、4回生が42名、3回生が24名、2回生が74名、1回生が81名。
プログラム(大牟田)・名簿
[1966. 7.30- 8.14]
夏期演奏旅行。
7月30日:浜松演奏会。市民会館。
31日:豊橋演奏会。
8月1日:静岡演奏会。
2日:一の宮演奏会。
4日:四日市演奏会。
13日:和歌山演奏会。市公会堂。昼夜。
14日:御坊演奏会。昼夜。
プログラム
1部:青山恵一指揮
「シュバーベン序曲」クレプス
「村里」ガルガーノ
「間奏曲」クレパルディ
「小鳩」ラヴィトラーノ
「私のアルハンブラ」ガルシア
2部:
マンドリン独奏:「ビッツァリア」ムニエル、他
ギター二重奏:「アルマンド」バッハ
フラメンコ・ギター
3部:竹内鉄平指揮
「椿姫より第1幕への前奏曲」ヴェルディ
「ホフマンの舟歌」オッフェンバック(マチョッキ)
「ローレライ・パラフレーズ」ネスバドバ(ラニエリ)
4部:竹内指揮
「カイロの鵞鳥」モーツァルト(マチョッキ)
「願望」ボッタキアーリ
「すべては去りぬ」ラヴィトラーノ
「マンドリンの群」ブラッコ
プログラム(定演68)・「マンドリル」7[1966]・「SMD」1(2)[1966]
[1966.10. 2]
部内発表会。京都市公会堂。
プログラム(定演69)
[1966.10. 9-16]
中野二郎氏所蔵の資料による「マンドリンギター音楽資料展」が、京都十字屋で開催される。
「SMD会通信」[1966.10-11]
[1966.10.29]
徳永ゼミ・チャリティコンサート。京都新聞ホール。
SMD:「古戦場の秋」小池正夫、「浜辺の歌」成田為三(中野二郎)、「旅愁の主題による変奏曲」服部正。
プログラム
[1966.11. 1]
福知山商業高校文化祭出演。
「SMD」1(1)[1966]
[1966.11. 4]
第69回定期演奏会
京都会館。
1部:竹内鉄平指揮
「海の組曲」アマデイ
「イタリアの子守唄」ムニエル
「独創的舞曲」マネンテ
「オラッチ兄妹とクリアッチ兄弟」チマローザ(ポーリ)
2部:田中昭彦指揮
「夕べのやすらぎ」ベルッティ
「月はありき」マルティーノ
「協奏曲ニ短調2楽章」マルチェルロ
「秋の夕暮」マネンテ
3部:田中指揮
「カタロニアの印象」ウィット
「子供の生活」クラーク(中野)
「変奏を持ったマズルカ」ミリアヴァッカ(アリエンツォ)
「ダンテ序曲」リ・カウシ(中野)
合奏メンバーは第1マンドリン24名、第2マンドリン36名、マンドラ12名、マンドセロ7名、マンドローネ2名、キタローネ1名、ベース5名、フルート1名、パーカッション1名で、ギターにいたっては47名を数えている。指揮者・司会者を入れると総勢130名を越える。ステージ定員が限られているので、各部を交代で出演した。
プログラム(定演69)
第69回定期演奏会 |
[1966.11.26]
同志社女子大学EVE音楽会出演。
SMD:
「間奏曲」ファルボ
「ムーア人のグラナダ」ガルシア
「愛の喜び」マルティーニ
「ローレライ・パラフレーズ」ネスバドバ(ラニエリ)
プログラム
[1966.11.28]
同志社EVE全同志社音楽祭参加。
SMD:
「ムーア風グラナダ」ガルシア
「間奏曲」ファルボ
「愛の喜び」マルティーニ
「ローレライ・パラフレーズ」ネスバドバ(ラニエリ)
グリークラブと合同演奏:
「チリビリビン」「ドリゴのセレナード」「七つの子」
プログラム
[1966.12. 4]
第2回全日本学生マンドリン連盟合同演奏会。於大阪毎日ホール。
同志社大学・神戸商科大学・関西学院大学を中心としたグループと関東17校によるグループの4部にで構成。
第1部:同志社大学グループ 田中昭彦指揮
(同志社・立命館・京都大・京都教育大・名古屋大・山口大・九州大・高知大の各大学)
「交響的前奏曲」ボッタキアーリ
「華燭の祭典」マネンテ(中野二郎)
プログラム
[1966.12.11]
フェアウエル・パーティ。京都タワーホテル。
プログラム(定演71)